脾は食物や水分を吸収する力を持っています。
そして、それらを体が使える状態そして栄養や体液に作り替える働きをしています。
さらにその栄養や水分を全身に運ぶこともしています。
脾は消化吸収するだけでなく、栄養供給に関する全般に働いているということです。
脾は運ぶ力の中で、特に上に持ち上げる力を持っています。
胃や小腸、大腸で吸収された食物、水分を上にある脾に持ってくる時にその力は働いています。
さらに上にある肺に届けるために持ち上げるのも脾が行っています。
また東洋医学では脾の働きとして血を血管の外に漏れないようにする働きを持つとされています。