腎は全身の水分代謝を管理しています。
必要な水分を保持して、不必要な水分は排泄します。
これは西洋医学の腎臓と同じですね。
東洋医学における腎は体の元気を蓄える働いています。
さらにこの腎が持つ気は体を温めるための根源的な熱となります。
常に静かに燃え続ける種火のような役割です。
この元気は三焦(さんしょう)という内臓が全身の経絡に届けています。
腎と三焦の働きには密接な関係にあります。
生命力である「精」を貯蔵しています。
体が成長する力に関係します。
また生命力は生殖能力です。
男性の性機能や女性の妊娠能力にも精が関わっています。