胃と副腎の回復のためのツボケアを紹介します。
図を見ながら試してみませんか?
副腎疲労だけでなく、機能性低血糖症、アトピー、起立性調節障害、低血圧の人のための活力回復ツボケアです。
胃と副腎の回復ツボケア
胃のツボと三焦≒副腎のツボは腰の上のほうにあるツボです。ほとんどの方が手が届くと思います。
ツボを人差し指か中指で押します。肩関節が柔軟なら親指で押せる人もいるかと思います。もし五十肩など肩の関節に問題があり腕をひねった時に痛みがある方はお控えください。
胃のツボと三焦のツボは胸椎の一番下にある胸椎12番とその下の腰椎1番の高さにあります。
探し方は胸椎と腰椎の骨の大きさの違いでわかります。
腰にある腰椎を触ってみましょう。脊椎と脊椎の境目は段差があることがわかりますね。ちなみに腰椎は5つあります。
腰椎は頚椎から尾骨まである背骨の中でも大きい骨です。
腰椎を下から上にたどっていくと小さくなる骨が胸椎12番になります。
まず胸椎12番とすぐ下の腰椎1番の間の境目に指を置きましょう。
その境目の外側1寸半にあるのが胃のツボ=胃兪(いゆ)です。
「1寸半」といってもわかりにくいと思うので、おおざっぱに言うと背筋(はいきん)の盛り上がりの背骨側あたりです。
胃が弱い人、食べ過ぎが続いて胃の動きが悪くなってしまっているような人はこのツボに弾力がなかったり、ヘコんでいることが多いんですね。
そんな時に胃に力を付けるためのツボです。
胸椎12番から一つ下がって、腰椎1番の外側1寸半に三焦兪(さんしょうゆ)を同様に探すことができます。
基本的なツボの押し方は
「イチ、ニ」で押す、「サン、シ」で休む。
力はマウスクリックする感じでOKです。
副交感神経が高まる押し方です。
眠くなることもあるので活動前のツボケアは見合わせたほうが安心、安全です。
基本的に食後30分はツボケアは控えましょう。
朝になんとか起きるための副腎ツボケア
副腎疲労の方はもちろん、低血圧の方、普通に健康な人でも朝起きられない方は多いでしょう。
朝が起きられない時には副腎が活動し始めると少し起きやすくなると思います。
この場合は副腎を活動させる必要があります。
三焦兪だけツボケアすれば副腎が働き始めます。
そのための押し方は「イチ」で押す、「ニ」で押す、「サン」で押す・・・
これを10回くらいツボケアしてみましょう。
力は少し強めにしますが、それでもグイグイしなくてもキキます。力は思ってるよりも必要ないですよ。
このツボケアで交感神経の活動を高めます。布団の中でグズグズしながらハッキリしない頭でもツボケアできます。
朝起きられない時に他にもいくつかツボを使ったりしますが、一番最初に使います。
希少な起床ツボケアでした♬
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