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東洋医学の感性と鍼灸の技術による難病治療

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アトピー東洋医学 痒み(1)ムズムズ風邪(フウジャ)

『徒然竹』で初めてアトピーのことを書きます。
それには理由があって東洋医学を題材にした自作イラストを描けるようになったから。

ずっと以前から「わけわからない東洋医学」をなんとか「わけがわかる東洋医学」にできないかと思っていました。
絵で表現できればと思っていましたが、

ある日目を引いたイラストレーターの絵を見て、お手本にしてイラストの練習を始めました。
この1か月くらい描いていくうちになんとか公開できるかなと思えるイラストが出来上がってきました。
「見てわかる東洋医学」を書いていきたいと思っています。

アトピー東洋医学 痒みと風邪

本題に入ります。

アトピーで一番ツライ症状はとにかく「痒み」!

東洋医学では痒みを体の中で起こる「風」の現象であると観ています。
きっと「やっぱり東洋医学は荒唐無稽」と思う方が多いでしょう
実は私も一番最初に知った時そう思いました。

しかしこれが意外と一理ある観方かもしれません。

風は皮膚と神経で感じる

自然の風が吹いていることは皮膚感覚で感じますね。
風が吹いていることは感覚神経が刺激されることで感じています。

「風が頬を撫でる」
とか
「こそばゆい風」
なんて表現がありますね。

 

   風~♬

 

  そよそよ~♩

このように風は神経に刺激を与えるものという見方ができます。
特に「こそばゆい」感覚はくすぐったい感覚に近いです。

この「こそばゆい」はムズムズする感じとほとんど同じでしょう。
体内で起こる「ムズムズする」感覚は結構体のいろいろな部分で感じます。

一番多いのは「鼻がムズムズする」でしょうか。

「ムズムズ」は痒みの感覚にとても近いと言えるでしょう
蚊に刺された時、最初はムズムズして、だんだんと痒くなります。

このように考えたら
体内の何かの原因で神経が刺激されて起こる「痒み」を
「風」の現象と観るのは意外と納得できるのではないでしょうか?

風邪が人間を邪魔する

その季節に合った自然に吹く風は植物の成長にとって必要だそうです。

しかしその風が人間の体の働きを邪魔して害を与えるようになった時
東洋医学ではフウジャ(学術名 風邪)と呼びます。

 

   フージャ!


  ビュービューッ!

「風邪(かぜ)を引く」と体の力が”邪”魔されてツラくなりますね。
咳をしたくなったり、ノドが痛くなったり、くしゃみをしたくなったりします。
その時フウジャ=風邪がノドや鼻の奥を刺激してムズムズさせています。

フウジャ=風邪は体で起こるいろんな症状に関わっています。

その一つがアトピーで起こる痒みなんですね。

 

病気の原因がわからず途方に暮れている誰かに、古くて新しい東洋医学が力になるかもしれません。

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