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起立性調節障害ODの東洋医学(2)思春期の成長と栄養

第二次性徴は体の心の成長期に加えて、さらに生殖能力の成長期が加わります。成長は嬉しいことですが、同時に体や心の負担になることもあります。

生殖能力の成長

思春期には生殖能力の成長がある程度進んだ後、生殖機能が発現することになります。子供を作るための生殖機能が働き始めるということです。

女性では月経が始まります。専門用語では「初潮」または「初経」しょけいと言います。初潮年齢は最近の調査では平均約12歳となっています。調査年代により年齢は推移しているようです。月経に関係する働きとして子宮内膜を厚くしたり、排卵したりする妊娠機能が働いています。妊娠しなかった場合に起こるのが月経です。

女性の精

  丸くないけどわたしは卵子

男子では精子を作り、射精する能力が働き始めて、初めての射精が起こります。専門用語では「精通」せいつうと言います。精通年齢は最近の調査では15歳ほどです。こちらも年代により推移しています。射精に関係する働きとして精子や精液を作る機能が働いています。

男性の精

  ガッチリした精子だぞッ

女性は月経時に出血するために血が体から出ていきます。男性は射精することで精が体から出ていきます。

女性は月経で出ていった血液を増やしたり、再び子宮内膜を厚くするために栄養が必要になります。男性は射精で出ていった精子や精液を再び増やすために栄養が必要になります。

栄養の供給源はもちろん食べ物、飲み物から作られる血液ですね。

成長期には栄養が必要

 そんな体と精神の成長に、生殖能力の成長が加わるんですね。「トリプルの成長」ということです。成長するために心身が頑張ってくれますが、同時に心身の負担にもなっているんですね。トリプル成長なので、それまで以上に成長力を補充する必要が増します。生殖能力の成長のために栄養がより必要になります。

女性は月経、男性では射精によって血液と精液が減少するので、そのための栄養を補充する必要があります。この時にもともと消化器が弱かったり、身体ストレスや精神ストレスで消化吸収力が落ちていると、毎日の活動のために必要な栄養に不足が出てきてしまいます。

起立性調節障害では起きた後だんだんと調子が上向きになり、夕方以降はかなり元気に動けるようになります。しかし消化器があまりに弱い場合だと朝起きられないだけでなく、昼に起きてからも眠いなぁ~・・・なんてことも起こります。詳しくは眠り過ぎの東洋医学(3)消化器が弱いをお読みください。

当然のことですが、食事の内容も重要です。中高生になると得てして食事の質や量が乱れることがあります。女性は甘い物の糖質が多くなります。男性はスナック菓子やハンバーガー、揚げ物といったジャンクフードなど脂物を多く食べるようになります。特に女性はダイエットをし始めると逆に糖質、脂質ともに極端に少なくなります。糖質や脂質が多すぎても少なすぎても成長や消化器の負担になります。

糖質、脂質は主に活動に使われる栄養です思春期の心身や生殖機能の成長に必要なのはたんぱく質やビタミン、ミネラルです。甘い物、ジャンクフードでは成長に必要な栄養を補充することができません。

この他に成長ホルモンの影響もあります。成長期に分泌される成長ホルモンには睡眠時間を増やす働きもあります。「寝る子は育つ」。そういった影響で朝に起きられなくなるということもあるんですね。

このように思春期に特有の生殖能力が成長する時期と、起立性調節障害(OD)の発症する時期は重なります。このつながりには東洋医学で観ると大きな意味があります。この大きな成長期に体が付いていくことができないことが起立性調節障害(OD)の発症につながると考えることができます。 

【参考文献】
『うちの子が「朝、起きられない」にはワケがある -親子で治す起立性調節障害-』森下克也著
『起立性調節障害の子どもの正しい理解と対応 』田中英高著

 

病気の原因がわからず途方に暮れている誰かに、古くて新しい東洋医学が力になるかもしれません。

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