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病気ピアサポート

ピアサポートとは

同じような人生の経験、病気の症状や悩みをもち、同じような立場にある仲間のことを英語で「peer」(ピア)と言います。ピアサポートとはそういった仲間同士で支え合っていく取り組みのことです。

アメリカで始まったもので、日本でもさまざまな分野に広がっています。アルコール依存症や薬物中毒やの自助グループ、発達障害や引きこもり経験者、妊産婦の経験者でのピアサポートが多くあります。

病気に関してはがんなどの闘病患者での取り組みがあり、入院体験を話し合うなどのピアサポートは各地で行なわれています。2014年の精神保健福祉法改正に伴う厚生労働省の指針で「ピアサポートを促進する」と記されています。

病気ピアサポートへの思い

私、遠藤健好はアトピーや副腎疲労を始め、これまでいろいろな病気を経験してきました。20歳の頃にアトピーのシンポジウムで、それまで知り合うことのなかった多くのアトピーの仲間と知り合いました。そのことは思いもしないほど大きな救いになりました。

それまで誰にも理解されないアトピーの苦しみを語り合うことができました。普段は会うことはなくても、精神的な支えになりました。

今、昔は少なかった病気、見られなかった病気が増えています。その辛さは周囲には期待するほど理解してもらえないことが多いのではと想像します。そうして一人で悩んでいる方々は多いのではと思います。私も同じように悩んできました。1人で悩む寂しさ、病気の辛さというのは全ての病気で共通なものではないかと思います。

本当に微力ですが、そういった方々を支えることができるかもしれません。難病を経験し、そこから回復した医療従事者として、体と心の両方で皆様の病気ピアサポートをしていきたいと思っています。

病気ピアサポートとして個別ピアカウンセリングを行っております。同じ病気で悩む方々の胸のうちのお聴き致します。

ピアカウンセリング受講証

私の病歴

参考までに私のこれまでに経験してきた病気の履歴を記します。これらの病気を経験し、自分の体を健康にするために東洋医学の道に進みました。同じ病気に悩んでいる方々のお力になれればと思います。

アトピー性皮膚炎

幼児の頃からひどい汗疹など肌が弱く、10歳の頃にアトピーと診断されました。数えきれないくらいたくさんの治療を行ってきましたが、軽くなったりぶり返したり・・・。

治療遍歴をざっと挙げると・・・
標準的なステロイド塗布、アロエ、プロテイン、アルカリイオン水、薬草入浴、温泉湯治、玄米菜食、青汁、少食断食、ニンジンジュース断食、漢方薬、各種サプリメント、マクロビオティック、ナチュラルハイジーン、ローフード、酵素玄米、一日一食、糖質制限食などなど

アトピーの原因は様々です。しかし誰にでも共通する原因と言えるのが生活習慣、特に食習慣ではないでしょうか。

健康な人との違いを検証して、食事の量が違うとわかりました。食事の内容には十分に気を付けていたので見落としていました。野菜は多く食べていて健康的な食事をしているつもりでしたが、必要以上に食べていました。

食事の見直しが一番の中心でした。それまでにタンパク質、脂質を食べる標準的な糖質制限食をして、アトピーが改善しないだけでなく、体調が悪化した経験がありました。自分なりに工夫し、厳しい糖質制限は行わず、お米の量はほどほどの量で食べました。野菜、肉、魚などのおかずを含めた食事全体の量をほどほどにしました。

合わせて膵臓や胃、小腸、大腸を調えるツボケアを行いました。(体調によってはその他に腎や肝、肺のツボも使います)
一緒に消化器に同様の効果がある漢方薬の治療も行いました。

行ったことはそれまで試行錯誤してきた治療に比べるとまったく簡単なものでしたが、期待以上に驚くほどの効果が上がりました。結果が出て初めてわかったのは、腸内環境の悪化が一番の問題でした。20年以上の紆余曲折を経て、炎症と痒みと不快のない皮膚になりました。

蓄膿症

小学生の頃から鼻がいつも詰まっていて口で息をしていました。幸い成長してからはなくなっていました。東洋医学では鼻腔の分泌液による問題は呼吸器である「肺」に加えて、消化機能である「脾胃(ひい)」が弱いとなると考えられています。

耳管開放症

一般的には「耳閉感」と呼ばれています。耳が詰まった感じになり外の音が聞こえづらく、自分の声がこもって聞こえる症状です。子供の頃から毎日のように起こっていました。東洋医学的には消化器である「脾胃(ひい)」が弱るとなると考えられています。

花粉症

春の時季にクシャミが出るのは小学生の頃からあったような気がします。しかしその頃はまだ花粉症は社会的に認知されていませんでした。花粉症と認識したのは中学生の頃でした。20年以上毎年の春はクシャミ、鼻水、目の痒みに苦しんできました。特に治療を行なっていませんが、3年ほど前から花粉飛散予報が「非常に多い」日でも全く症状が出なくなりました。

アトピー治療の一貫で肉の脂身や調理油を最小限にしたことで膵臓や肝臓などの消化器の負担が軽くなったことが改善の要因と分析しています。

花粉症は東洋医学では肺だけでなく、「脾胃」や気や血の巡りに関わる「肝」が関係しているとされています。

ムズムズ脚症候群(レストレスレッグス、周期性四肢運動障害)

この10年くらいで一般に知られるようになった症状です。私の場合はアトピーが重症化した時に発症することがありました。就寝時が多いとされていますが、座っていても立っていても一日のうちで頻繁に感じれるほどでした。

東洋医学を学んでから、症状が起こっている時の体の状態を観察することにしました。私の場合は精神、神経に対して沈静の働きを持っている「腎」の働きが非常に弱っていると発症します。原因がわかってからは「腎」のための漢方薬を服用することで1~2週間で解消します。ちなみにサプリメントでは解消したことはありませんでした。

起立性低血圧(起立性調節障害、OD)

小学生の頃からいつもいつも立ちくらみをしていました。本屋やスーパーなどお店でしゃがんで品物を見ていて、急に立ちあがると目の前が真っ暗のような真っ白になってしまいます。すぐにしゃがみこんで収まります。立ちくらみが日常的に起こるので、あまりに当たり前すぎて気にしない子供でした。

東洋医学を学び始めて原因を知った時には衝撃を感じました。東洋医学では膵臓や胃腸などの消化器に当たる「脾胃」が弱いと起こるとされています。今もたまに起こる時があります。消化器が弱っていると判断してツボケアで体調管理をしています。

機能性低血糖症

子供の頃から甘いお菓子をよく食べていました。学生時代に友人から「デザートをよく注文する」と指摘された時に、初めて普通の人はそれほど甘い物を食べないと気が付きました。大人になってからはストレスがかかった時や疲れた時に、甘い物を食べずにはいられないという状態でした。

低血糖症状は血糖値の調節をするインスリンの分泌異常と考えられています。東洋医学の内臓「五臓六腑」のうち、消化機能に関わる「脾胃」が弱っていると考えられます。

また副腎疲労の症状に低血糖症が含まれますが、副腎疲労の前段階ではないかと私は考えています。

副腎疲労症候群

ここ数年で副腎疲労に関するネットの情報や書籍も増えてきて、治療する医療機関も増えてきました。しかし昔は全く知られていないので、知る由もない病でした。

私は子供の頃からずっと疲れやすい体でした。休日や夏休みでも家でゴロゴロしているような子供でした。成長してからも試験や仕事、外出が続くなど頑張った後にガクンと動けなくなることが時々ありました。初めて副腎疲労症候群の病名を見た時に長年の疑問が解けました。

副腎疲労は体や心に負担がかかる様々なストレスが原因で発症します。私の場合はアトピー治療のための断食が強い身体・精神ストレスとなり副腎疲労の悪化のきっかけになったと分析しています。またアトピーのためのステロイド使用も副腎疲労の原因となっている可能性があります。

西洋医学による副腎疲労の治療では糖質制限と栄養療法が中心です。私も糖質制限や栄養療法を実践しました。しかし私の場合、それだけではは改善がいまひとつでした。

セルフツボケアや漢方薬のよる治療も加えました。東洋医学による治療では五臓六腑の働きに目を向けます。

鍼灸ツボケアでは副腎に関係が深い腎を始め、脾胃(ひい)や肝、肺、心(心包)など症状に合わせたツボを使って治療をします。
詳しくは副腎疲労の東洋医学をお読みください。

性機能低下

アトピーが悪化すると連動して、必ず性機能も落ちていました。最も見られる症状は朝の勃起反応がなくなります。(女性の毎月の生理(月経)と同じように、毎朝周期的に起こる現象という点で男性の生理と言えます)。アトピーの症状に関係するとわかっていて、アトピーが軽快すると性機能も回復していました。

後年になって副腎疲労症候群の悪化した時に、最もひどい性機能低下が起こりました。朝の生理現象がなくなるだけでなく、それまでは起こらなかった体毛の減少が起こりました(発毛には性ホルモンが関わっています)。アトピーの症状はそれほででもなかったので最初は原因がわかりませんでした。

副腎疲労の治療がそのまま性機能低下の治療となりました。
副腎の機能低下によりテストステロンの減少、そして男性ホルモン・女性ホルモンに変化する前のホルモンDHEAなどの分泌が減少したと見られます。

性機能の低下を東洋医学で観ると、生命力である「精」を蓄えている腎が最も深く関わっています。
その他に精を補充するための脾胃(ひい)の機能低下、ストレスで弱ってしまう肝の影響も大きいです。

副腎疲労の回復に伴い、性機能も回復していきました。現在はこれらの五臓六腑のツボケアを行うことによって、性機能が低下することはなくなりました。

副腎の働きは体の活力だけでなく、性ホルモン・性機能に大きく影響しています。
そのため男女の更年期障害や男女の不妊症にも副腎が深く関係しています。

男性・女性ともに性ホルモンの減少から起こる症状には性腺(精巣・卵巣)だけでなく、副腎の機能も回復させることが重要です。東洋医学では「腎」と「精」を回復させる鍼灸治療やセルフツボケアが有効です。

自律神経失調症

アトピーや低血糖症、副腎疲労に伴っていたと考えられますが、いろいろな症状がありました。

日常的に起こるキーンとした耳鳴り
異常なほどの水を飲みたい欲求
たくさん飲んでも続くノドの渇き

頻繁に起こる動悸
1日中感じる胸の圧迫感や息苦しさ

厚着をしても熱いお風呂に入っていても感じる寒気
ノートが湿ってしまうほどの手汗
ちょっと動いただけで出てくる汗
運動した時のはもっと出てしまう大汗

30分以上も出てこない重度の便秘
尿が全く出ない尿閉
尿意が強いのにちょっとした出ない頻尿

などなど・・・

全身に現れる自律神経失調の症状は東洋医学で観ても五臓六腑全てに関係する症状でした。

私の場合は根本的な原因は体質でもある「脾胃(ひい)」の問題と考えられます。
東洋医学で消化器に当たる「脾胃」は五臓六腑の中心にあるので、「脾胃」が悪くなると五臓六腑すべてに影響が及びます。

「脾胃」の治療を中心にそれぞれの症状に対応した治療を行うことで今はほとんど出なくなっています。
それでも時たまに出てくる時はありますが、すでに原因がわかっているので、食事とツボケアで収まります。

不眠症

不眠症は副腎疲労に少し関係する症状と思われますが、副腎疲労が回復するかなり前に不眠症はなくなりました。

寝つきが悪い程度の不眠症ではなく、朝5時くらいまで一睡もできない状態が半年近く続きました。眠れるようになっても、なにかのきっかけでまた再発する。そういった状態が5年くらい繰り返しました。仕事の日でも2時間ほどしか眠れず、よく働けていたなと今も思います。アトピーの悪化とも連動していましたが、アトピーが軽快しても不眠だけは長く続きました。

東洋医学的に観ると、精神を鎮静させるために働く血と体液が足りないこと不眠症の原因だったと見られます。その本質的な問題だったのが私の弱点である「脾胃」の弱さでした。脾胃は血や体液を作り出すとされています。

最初は漢方薬で、ツボケア習得してからは自分で脾胃を調えました。それからは全く眠れなかったのがウソみたいによく眠れるようになりました。

ギックリ腰

30歳を過ぎてからですが3日間全く身動きできない状態を3年ほどの間に4回ほど経験しています。どうしようもない激痛をイヤというほど経験し、二度となりたくない思いで原因を追究しました。

東洋医学で観るとはギックリ腰の原因はストレス、冷え、血の量、血の巡り、気の巡りです。ほとんどのギックリ腰の原因とどれかに当てはまると考えられます。

一度発症するとすぐの回復は難しいものです。私の場合は腰に「ピリッ」と神経痛や、こわばりを感じた時が注意警報です。そういった症状が現れた時には衣服環境やストレス管理、休息、動き方に気を付けます。そしてすぐにギックリ腰の原因に関係する「肝」「脾」「腎」のセルフツボケアを行います。対策が奏功してその後は起こっていません。

咳喘息

鍼灸師になってからかかりました。11月~12月に風邪を引くのをきっかけに、治った後もノドの粘膜の乾燥が続きました。チリチリした痒みによる咳が冬の間3~4か月ほど続きました。外気の寒風の刺激には困りました。特に床に入った時や、夜間に急に咳き込みが始まり眠ることができないのは大変でした。

漢方薬でひとまず治りますが、毎年冬になると同じように風邪を引いた後に咳喘息が始まるのでした。東洋医学で原因を追求して、セルフツボケアを行いました。

咳喘息は気道粘膜の乾燥によって起こると考えられます。乾燥した粘膜は刺激に過敏になり、乾いた空気や冷たい外気に反応し、咳が出ます。全身の水の巡りを良くし、ノド粘膜を潤すために脾胃、肺、腎のツボを使いました。
今は全く起こりません。


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