豆乳と脂肪
花粉症改善のための脂肪に気をつけるために見落としがちなのは大豆です。
大豆製品はどれも脂質が多いです。
肉に比べると少ないかもしれませんが、量を取ればそれだけ脂質摂取も増えます。
女性の場合は大豆製品をよく摂ります。
女性に体に良いとされるイソフラボン摂取のためですね。
豆乳を飲む人が多いですが、特に無調整豆乳はとても濃厚です。
糖質と脂質が豊富です。
たんぱく質も多いので、牛乳よりも濃厚!
豆乳には良い栄養成分が多いですが、糖質、脂肪の摂り過ぎに要注意!
一長一短があることはどんな食材、栄養でも言えることです。
健康によかれと思ってしていることが、反対に不健康なことをしてしまっている可能性があるかもしれません。
実は僕も豆乳がアトピーに良いんだ!と良く飲んでいました。
豆乳ヨーグルトも作っていました。
でもどうもアトピーが良くならない。
なんとなく悪くなっているような気もする・・・。
いろいろ考えて豆乳のせいか!?と気が付いてパタッと飲むのをやめました。
大豆の弊害
調べてみると大豆にはゴイトロゲンという甲状腺肥大の原因となる成分や、ゲニステインというイソフラボンの一種である成分があります。
ゴイトロゲン、ゲニステインどちらも甲状腺ホルモンの生成を阻害する作用があります。
甲状腺ホルモンは新陳代謝を活発にする作用がありますが、その甲状腺ホルモンが少なくなると代謝が落ちてしまい、体温が上がりにくくなります。
東洋医学でいうとエネルギー不足の気虚や体温低下の陽虚の状態です。
エネルギーも熱も少ないと、活動する力も落ちてしまいます。
甲状腺ホルモン分泌の減少そのものでは免疫に影響しませんが、その結果起こる代謝の低下やや体温が低下した状態では体の防御力=免疫力が落ちてしまいます。
気力が出ないなぁ~
体温が上がらないなぁ~・・・
また女性に良いと言われているイソフラボンも腸内細菌で分解されることで作られる「エクオール」が有用成分であることが知られるようになっています。
エクオールを作る腸内細菌を持っている女性は50%ほどと言われています。
ここ数年でエクオールのサプリメントが出てきたのは、イソフラボンの状態ではダメだということです。
イソフラボンを利用できていない女性は意外と多いのです。
2/17(土)花粉症講座
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花粉症対策の東洋医学と置き鍼やお灸を使ったセルフツボケアにプチ食養生をお伝えします。
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