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副腎と三焦の土台は「腎」

三焦と腎

腰のツボつながりで胃と三焦≒副腎について書いたので、その下にある腎について書かなければと思いました。
胃と副腎とも関係の深い腎のツボの大事さも知ってもらえればと思います。

西洋医学での臓器である「副腎」。東洋医学の五臓六腑の「六腑」の一つである「三焦」。この二つの関係については副腎疲労症候群「副腎と似ている三焦の働き」で述べています。

東洋医学での「三焦」は五臓の一つ「腎」と深い関係にあります。
西洋医学では副腎と腎臓の位置関係はこんな感じです。
上に乗っかっているのが副腎です。

三焦の働きの一つは元気を運ぶことです。その元気は腎が作ってます。

腎がしっかり働いて元気を作れなければ、三焦も元気を運ぶことすらできません。「ない袖は振れぬ」と言ったところでしょうか。体と心が要求する元気を三焦が求められても、必要な分の元気を腎が作れなければ三焦が全身に提供することができません。

腎は三焦、つまり副腎の土台、基板といって良いでしょう。

腎が弱る原因には長期・長時間労働などによる過労、不安や恐怖の感情が続く、ショックな出来事を含む驚きの感情、などがあります。J・ウィルソン著、本間龍介先生訳の『医者も知らないアドレナルファティーグ』の中に書いてある副腎疲労の発症要因に含まれているものですね。

腎は「精」を貯蔵しています。精はつまり「生」命力、「成」長する力、「性」の力です。腎の力で大事なところです。

先天の精

過剰なストレスがかかると腎が持つ精が消耗されます。ちなみに腎が弱る原因として一般の方には意外なものに「性行為過多」などもあります。男女ともに性行為で精を消耗し過ぎると腎が弱るとされています。その症状は腰痛に現れやすいです。

精のイメージでは男性の精子や女性の卵子がまず思い浮かびやすいでしょう。

 

男性の精女性の精

副腎疲労ではストレスが大きな原因ですが、副腎疲労では男性で性機能低下が起こりやすいです。
東洋医学で観ると精が少なくなっているんですね。

男性の腎精不足

女性の副腎疲労では月経前症候群(PMS)や不妊症の一因になります。

女性の腎精不足

 副腎疲労の発症のきっかけにはたくさんの要因がありますが、腎だけに限ってみてもこれらの過度な条件が重なると副腎疲労が発症する可能性が高まるのではと考えています。

副腎疲労で精=性の不調がある場合には腎のツボケアが必要です。

そのツボは前回紹介した三焦兪の下にある「腎兪(じんゆ)」です。
腰痛がある時に最もよく使うツボです。

副腎だけではない副腎疲労の原因

東洋医学の三焦が西洋医学の副腎とほぼ同じように捉えると、副腎疲労の「元気が出ない」症状の原因の一つに「腎」の問題を考える必要が出てきます。
さらに「腎」で元気を作るためには、原材料が必要です。
そのためにまずは食物の中の気のエネルギーを吸収する「脾胃(ひい)」や空気中の気のエネルギーを吸収する「肺」の力も必要です。

ちなみに副腎疲労症候群には脾胃(ひい)が大きく関係する機能性低血糖症の症状を併せ持っていることがほとんどです。低血糖症では血糖値の乱高下が起こります。西洋医学では低血糖症の主な原因はインスリンを分泌する膵臓です。

東洋医学で観ると膵臓を含めた胃や腸など消化器全般に相当する脾胃(ひい)が低血糖症に大きく影響しています。その脾胃(ひい)と腎は協力して働いています。
この副腎疲労症候群と機能性低血糖症の関係からも東洋医学、鍼灸治療では腎の影響も考慮します。
低血糖症や腎、三焦≒副腎についてもそのうち書いてみたいと思います。

「副腎疲労症候群」と西洋医学で病名が付いていますが、東洋医学で観ると原因を広く探る必要が出てきます。
副腎疲労症候群という症状からの回復には、副腎の回復が必要ですが、その他の内臓=五臓六腑にも目を向ける必要があります。

 

病気の原因がわからず途方に暮れている誰かに、古くて新しい東洋医学が力になるかもしれません。

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